がんばれブラジル代表（野球の）！！

あーだこーだ言っても、
やっぱり近づいてくれば、ＷＢＣは楽しみなワケで（＾＾）


いえね、
ＮＨＫのＢＳスポーツドキュメンタリーで見た、
ブラジル代表の曲尾マイケ選手が、なかなかの美青年だったのですよ。
日系人なのですが、ブラジル人寄りの顔をしていて、それがエキゾチックで。
体つきもダルビッシュのよーにスレンダーなのですよ。

うきぺであ先生に聞いたところ、
この人は、日系ブラジル人ではあるのですが、
５歳で日本に引っ越してきて、中学も高校も日本で卒業したそうです。

だから、ブラジル代表に召集されても、微妙に言葉の壁があるのだとか。
ひょっとしたら思春期の頃なんて、「自分はブラジル人なの？　日本人なの？」とか、
ずいぶん考えたりしたんじゃないかなーと想像されますが、
そこはそれ、いわゆる「オラは、日本育ちのブラジル人だ」ッ！！


野球のブラジル代表チームには、日系人がたくさんいます。

サッカー大国のブラジルでは、野球は、かつて日本からの移民が好んだスポーツであり、
今でも“日系人のスポーツ”なのだそうです。

ブラジルの日系人にとって、野球とは、
先祖の国と自分とをつなぐスポーツなのです。


なんだか、不思議な感じです。


「サッカーに比べたら野球なんてマイナースポーツだしｗｗｗ」
「野球で盛り上がってるのなんて“アメリカと愉快な仲間たち”だけだしｗｗｗ」
って話も、よく聞くけど。

日本は、なんだかんだ自国のプロ野球が盛大だから、
「ペナントのほーが大事だよー」「ＷＢＣなんて出なくていいよー」とか言っちゃうけど。

（サッカーに比べれば）数少ない、でも世界中に存在している“球児”たちにしてみれば、
ＷＢＣがあるとないとでは、やっぱり全然違うんじゃないかなぁ。
（五輪に復活しようにも、こんどレスリングと争わなきゃいけないっぽいし…）


今大会、ブラジルが初出場することになって、
ブラジルの野球ファン（やっぱ日系人が多い）は、大喜びだそうです。
「前回までは日本を応援してたけど、今度は自国を応援できる！」って。

近所の高校が甲子園に行くことになって喜ぶオカーチャンのようで微笑ましいし、
「あ、前回まで日本を応援してくれてたんだ」ってところが嬉しいし。

こうなったら、ブラジルにもできるだけ勝ち抜いて欲しいですよね！
記念すべき初戦の相手は、日本！！


…って、え？
いや…強豪キューバも同組にいる中、日本もそうそう星を落とすワケには…
ええぇー？！