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「ジパングパンク」で三浦春馬の美しさに震える [イケメン・オン・ザ・ステージ]

劇団☆新感線の五右衛門シリーズ第3弾。
個人的に、劇場で生観劇した作品なので、思い入れがあります。

zipangpunk

いろいろあって日本に戻ってきた石川五右衛門、
こんどの狙いは、ボロ寺に隠された黄金の仏像...
でもどうやら、普通のお宝ではないらしい?!
追うは、謎解き大好きイケメン探偵・明智心九郎。
お宝を巡ってあんな勢力やこんな勢力が入り乱れ、
濃ゆいキャラの大渋滞!!


もうね!
心九郎さまが!!

心九郎さまがイケメンすぎて!
イケメンがカンストしてて!
一挙手一投足がいちいちカッコいい!
羽織の裾の翻りかたまでが、
抜かりなくイケメン!

頭脳明晰でエリートタイプな爽やかイケメン(但しちょいウザ)
というキャラクター性が、
ただ歩いているだけでも伝わってきます。
すごい。
もともと顔がカッコイイというだけでは、
ここまで「イケメンキャラ」は表現しきれないものです。


こうして見た目の美しさだけでも既にK点越えなのに、
心九郎さまは、その行動でさらに観客の心をざわめかせます。

一言で言うと、危うい。

生きてきて色んな創作を見てきた人間には分かる。
こういうタイプの完璧イケメンは危うい。

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「薔薇とサムライ」で橋本じゅんの逞しさに震える [イケメン・オン・ザ・ステージ]

劇団☆新感線の五右衛門ロックシリーズは、
そう、まるでバック・トゥ・ザ・フューチャーのように、
二作目、三作目とどんどん面白くなって参りますよ!
というわけで「薔薇とサムライ」はりきって視聴していきましょう。


baratosamurai


日本を飛び出した石川五右衛門は流れに流れ、
なぜかヨーロッパの海で、海賊の用心棒として活躍しておりました。
雇い主は、海賊しか狙わない正義の女海賊・つむじ風のアンヌ!
ひょんなことから国家レベルの陰謀に巻き込まれ、
いやがおうにも大冒険の始まり始まり~!!


もうね、
天海祐希おねーさま演じるアンヌさえいれば、
他のメンズのことなんて書かなくてもいいんじゃないかと思ったね。
見た目も中身も凛々しくて、カッコよさが群を抜いてたね。
このダイバーシティの時代、イケメンに男も女もないじゃない!

そんなアンヌに一目置かれてるのを見れば、
例によって五右衛門の、あの謎の色っぽさもまたひとしお。


サムライガンマン(?)デス公の、
腕は立つのに根本的にダメ男の匂いがする、
というギャップに萌えるのも一興。

言動は完全にバカ王子なのに腕は立つ、
という隣国の王子シャルルのギャップに萌えるのも、また一興。

中二病の既往歴がある諸姉には、
銀髪の暗殺者エスパーダ男爵も外せません。


でも。ここは敢えて。


橋本じゅん演じる海賊バルバ・ネグロを、
リネンは推したいと思います!!

だって初登場シーンのバルバときたら、
主人公アンヌのライバル海賊として、
見た目もムサくるしければ、やり口も薄汚い、そんなキャラクターだったのに。

その後の華麗なる転身ときたら、
そりゃあ痛快じゃありませんか!

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「五右衛門ロック」で江口洋介のキュートさに震える [イケメン・オン・ザ・ステージ]


買っ・ちゃっ・た☆

IMG_20200906_075051.jpg

何年も前から欲しい欲しいとは思ってたんだけど、
ついに買っちゃった☆
しかも三部作をオトナ買い。やったね!

観れば確実に楽しい、
確実にスカッと元気をもらえる、
劇団☆新感線の「五右衛門ロック」でございます。
さあ、さっそく視聴していきますよ!

IMG_20200906_075216.jpg

時は豊臣政権下。
かまゆでの刑になったハズの石川五右衛門が、実は生きていた!
高飛びも兼ねて、お宝探しに架空の南国に向かい、
そこで三つ巴、四つ巴の争奪戦をくりひろげる...
という冒険活劇です。

松雪泰子おねーさまの「五右衛門ロック」熱唱で幕を開け、
歌うわ踊るわ殺陣もやるわの大騒ぎ!
うおぉそんなバカなー!でも待ってましたぁー!という超展開の連続で、
ルパンとかオーシャンズ11と似た感覚で楽しめます。


テレビで古田新太を見て、
単にキャラの濃いオモロいオッサンとしか思っていなかったのに、
本作の石川五右衛門を観て、
彼のことを色っぽいと感じている自分に気が付き、動揺する。
演劇部女子あるあるでございます。

架空の南国の独裁者を演じる北大路欣也のヤバさもヤバい。
迫力がある、なんてもんじゃありません。

ミュートで観てもうるさい南蛮商人2人組も、最高のキャラ立ち!

森山未來くんが演じる悩める王子の、
やんごとなき世間知らずさも、実に愛くるしいものです。


でも。やっぱり。


本作でリネンがいちばん好きだと思ったのは、
五右衛門を追いかける、銭形のとっつぁん的ポジション、
お役人の岩倉左門字なの!

リネンの中では江口洋介って、
どことなくトレンディなイメージで止まってたんだけど、
この左門字は、暑苦しさとキュートさと、ほんのちょっぴりのウザさを兼ね備えていて、
すごーく魅力的だった!

登場人物の中でほとんど唯一、屈折したところがないから、
ほんとオアシスとゆーか、一服の清涼剤なんですよね。
暑苦しい清涼剤、という新機軸!!


ああ、おもしろかった。
冷静に考えると、ストーリー的にはけっこう重めな大事件が起こってる気がするんだけど、
観終わったとき、不思議と、わけもなく、
何かに対して「やったー!ざまーみろー!」という爽快な気分になる...

閉塞感を打ち払うのに、うってつけです。
さぁ、続いて二作目を観るぞっ!


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メンフィス見た [イケメン・オン・ザ・ステージ]

『メンフィス』を見に行ったらすごく楽しかったので、
主演の山本耕史くんが、いかにカッコ良かったをお話ししますね。
車椅子に乗った薄幸の少年?
新撰組の鬼の副長?
それもいいけど、歌って踊る山本耕史を見なくっちゃ!


『メンフィス』というミュージカルを一言で表すと、
「『ヘアスプレー』の、もっと大人っぽい版」でしょうか。
いまだ黒人差別バリバリなアメリカの街に、
音楽が風穴を開けてゆく・・・音楽が白と黒を繋いでゆく・・・
というストーリーですが、
高校生というハイテンションな生き物が主人公だった『ヘアスプレー』に対して、
『メンフィス』は実在のDJがモデルということで、
人生の機微的なスパイスが効いた仕上がりになっております。


主人公ヒューイ・カルフーンという人物を一言で表すと、
ズバリ「歩く放送事故」!(笑)
白人用ラジオで黒人音楽を流す、それを放送事故と呼んだ時代があったのか・・・という話なのですが、
たぶんそれを抜きにしても、この人歩く放送事故!

そのお調子者パワーで、人種の壁にガッコンガッコン蹴りを入れる姿は(しかも白人サイドから)、
まさに痛快の一言です。
そうだそうだ! 白人だけどブラックミュージック好きで何が悪い!
DJが良いと思った音楽を、ラジオに乗っけて何が悪い!

口がうまくて、飄々としていて、いつも自信満々。
学はないけど、夢があって、誰にも邪魔はさせないと熱っぽく語ってくれる。
こんなもん完全に殺しにきてんじゃんッッ!!ヒューイ・カルフーン!!


そんなヒューイを演じる山本耕史くんを一言で表すと、
・・・やっぱり、「ミュージカル俳優」ということになりましょうか。

テレビドラマとか、映画とか、声優とか、
俳優のお仕事には色々あって、どれが格上とか格下とかはないのだそうですが、
久々に耕史くんの歌を聞いて、リネンは思ってしまったのです。
この先、歌わない山本耕史では物足りなく感じてしまうかも知れない、と。

そこらのなんちゃってミュージシャンの歌ではもう満足できない、とも。

「渋くてダンディ」とはお世辞にも言えない、ちょっと子供っぽいような優男ヴォイスで、
それでいてエネルギーに溢れていて、
もうピッタリ! ヒューイの役にピッタリだよ!
後ろのほーの安い席からでも感じる、彼の存在感と言ったら!

それに、舞台に映える長い手足と、キレッキレのダンス。
情熱的で色気があって茶目っ気もあって、
あの身体能力を見たら、「もったいない」って思いますよ。
映像作品ばかり出て、バストアップでセリフ言ってるだけなんてもったいない、
やっぱ耕史くんはミュージカルで見なきゃ!って思いますよ!


うん、まあ見るけどね。
普通の映画でも舞台でも、耕史くんが出るなら見るけどさ。

個人的なことを言えば(個人的じゃないことなんて書いたことないけど)、
山本耕史くんはリネンより3つ年上でして、
「年取るの嫌だなあ」って気分のときも、耕史くんを見れば怖くなくなるといいますか、

リネンが27歳で耕史くんが30歳のときも、
リネンが32歳で耕史くんが35歳のときも、

「まあいっか、耕史くんだって△△歳やってるんだから悪くない」って。
年上のイケメン俳優ってんなら他にもいるハズなのに、何ででしょうね。
我が心のパイセン(先輩)。頼りにしてます、勝手に。

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『鉈切り丸』観た [イケメン・オン・ザ・ステージ]

悪は、美しい。

……とは、限らないけど、

たまに、美しいほどの悪がいる。


いわゆるダークヒーローに喝采を送るのは、
ビルを爆破解体する動画を鑑賞する気分に、ちょっと似ています。
中に自分や人がいるビルが倒壊したら困るけど、
解体工事としてのビル爆破は、緻密かつ豪快で、ほれぼれします。
それと同じで、自分の親類や知人に悪人がいたら超迷惑なんだけど、
フィクションのダークヒーローには、謎の爽快感を感じるのです。

まるでビル爆破のように、
ダイナミックで、ミもフタもなくて、いっそすがすがしい、
そんなダークヒーロー・鉈切り丸を、森田剛が演じました。


うむ!!


思っていたとおりだわ。
『平清盛』の時忠役を見たときに、思ったとおりだわ。
森田剛は、アクの強~~い役をやらせると、すごくおもしろい!

いのうえ版シェイクスピア『鉈切り丸』――
『リチャード三世』を日本の鎌倉時代に置き換えた、大胆な歴史フィクション。

演劇部出身のくせに『リチャード三世』を知らず、
入試で日本史選択だったくせに鎌倉幕府の興亡をよく知らない、
そんなリネンでも、予備知識なしで楽しめました(笑)

醜悪で卑怯で残虐非道な鉈切り丸が、自分の野心のために、
周囲の人々を、あれよあれよと不幸に陥れてゆくさまが描かれます。
初々しいカップルの初デートには、徹底的に不向きです。

森田くんって、こんなに“きれいなダミ声”(?)を出せるのかぁ、と驚きました。
物語が進むにつれて、だんだんクセになってくるような、鉈切り丸のダミ声。
アニメの敵キャラとかモンスターとか、やってみて欲しいような感じです。
舞台って、熱演しすぎるとセリフが聞き取りにくくなっちゃう役者さんもいるんだけど、
特にそんなこともなかったし。
「アイドルの声優挑戦☆」とか、漫画・アニメファンからは忌み嫌われるものですが、
もしあなたの好きなアニメに、森田剛が起用されたら、期待してOKです(役にもよるけど)。

体は小さい(と思う)のに、殺陣がキレッキレで華やかに見えるのは、
やはり伊達にジャニタレやってないな、と言うべきか。


繊細な心を押し隠して~、とか、実は母を救うために~、とか、
そんなアマっちょろいテンプレ美形悪役に飽き足らなくなった、
重篤な中二病患者の貴女に、是非!
あっ公演終わっちゃった…き、機会があったら是非!
あ、あとあと、森田くんが非イケメンな変な役をやってたら、
それはイケてる可能性があるので、是非!!
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