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去年のシティハンターについて今さら感想を言う [銀幕(これまた古い)のイケメン]

Netflixの実写シティハンターが話題なので、
昨年2023年9月に公開されていた劇場版アニメ、
『シティハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の感想を言いたいと思います!
書くだけ書いて載せるの忘れてたもんで。


正直ね...

正直ね、
最初は「ちょっとキツいな」とも感じたんですよ。
獠さん、令和にもなってそのセクハラネタはさすがにキツい!!と。

もちろんリネンは分かってて観に来てるわけだから、
なんならそれを期待して来てるわけだから、
全然いいんです。
全然いいんですけど。

思えばONE PIECEのサンジくんは、なんと品のあることかと。

鬼滅の善逸は、なんという清純派かと。

ただセクハラなだけでなく、
なんとゆーか、言葉選びのそこかしこに、
昭和のギャグマンガテイストを馥郁と香らせる獠さんを見ながら、
リネンは白目をむいておりました。


でね、
獠さんのセクハラの何がタチ悪いかって言いますとね、

クライマックスで獠さんのカッコよさを引き立てるために、
絶対必要だというところなんですよ!

「うっ...顔がいい!」と観客を屈服させるために、
ギャグパート(というかセクハラパート)とのギャップで観客からダウンを取るために、
つまり、シティハンターの作品性のために、
絶対必要だというところなんですよ!!!


顔が良ければセクハラしていい、ということは絶対にありません。
ただ、
前半でダメパワーを溜めに溜め、
一気に反転させてイケメンパワーとして放出する、
その最大瞬間風速たるや。

1時間59分50秒は浮かれポンチだけど10秒めちゃくちゃカッコいい、
ジャック・スパロウと同じ手法ですな。


ところで、今でも昔ながらの手口を守る獠さんのセクハラは、
どちらかと言うとドラゴンボールの亀仙人に近いものがあります。

みんながスマホを使う(でも新宿駅に掲示板がある)時代になっても、
獠さんは青年のままです。

でも、私は見てみたい。

亀仙人こと武天老師さまのように、
一見ただの色ボケジジイと化した獠さんが、
ここぞという時にはメチャクチャかっこよく神ショットを決めるところを。
そして、
例えるならDr.くれはのようなパワフルババアとなった香が、
100tハンマーをマン振りするところを。

イケメンスケベジジイとパワフルババアによる、令和のシティハンター...
少なくともリネンは観ます。


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