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美しき守護神 [著名な方の名言]

「ゴール守るただ一人なる任にして青年は目を見開きて立つ」

平成10年、サッカーW杯フランス大会の年に、皇后さまが詠まれた御歌です。
当時、22歳の若き正キーパーであった、川口選手のことを詠んだもの…だそうです。大きな目をした川口が、上体を少し前に倒した姿勢で構える姿が、アタマの中に浮かぶよーです。
炎の宿るような目でゴールを守る、若くて強くて美しい、守護神・川口能活!!

やっぱスポーツっていいなぁ、ホントウにいろんな人が、感動や興奮を共有してるモンなんだなぁ、と思いました。
あらゆる意味で、リネンとはかけ離れた存在であると思っていた皇后さまが、川口の活躍に目を留められてたんだなぁと思うと、何だか感動します。
どこの国の、どんな世代の、どんな立場にいる人でも、美しいアスリートを目にするのは、やっぱり単純に嬉しいし、感動するし、パワーもらった気分になるんですよね。
それにしても…あのいつもの、究極の「上品なニッポンのおばあさま」という感じの御顔で、おだやか~に試合をご覧になったのでしょうか(天覧相撲のときもそうだし)。
来月になって川口が試合に出るのを、実はスッゴイ楽しみにされてたりして。


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与謝野晶子の名言 [著名な方の名言]

 
「鎌倉や 御仏なれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな」

明治38年の詩歌集『恋衣』に収録されているものです。
女の立場から、言いたいことを堂々と言った歌人・与謝野晶子。鎌倉の大仏さまをつかまえて「イケメンでらっしゃる」ときました。
女性の発言に、今よりも制約の多かったであろう時代に、なんてナイスファイトなのでしょうか。
晶子姐さん、リスペクトです。

ところでこの歌、「仏様に対してイケメンとは何事か!」という以外に、「鎌倉の大仏様は、お釈迦さまではなく阿弥陀さまだっ!」という批判もあったそうです。
それに対する晶子姐の反応。
「知ってるわよ。でも、“釈迦牟尼”のほうが歌として語呂がいいもの」
来ました。語呂第一です。
エロティックという意味だけでなく、本来の意味においての官能性を重視する晶子姐、ますますリスペクトです。というか他人とは思えません。
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パティシエ小野の名言 [著名な方の名言]

『西洋骨董洋菓子店』(よしながふみ・ウィングスコミックス)

「綺麗な男の子を 鑑賞するために カフェには来てるの!」

ドラマでは藤木直人が演じた、天才パティシエ小野。原作では全くキャラが違います。
せっかくのオーガニックオシャレメニューを「ウサギのエサ」とは中々の暴言ではありますが、
ゲイでありながら、いえゲイであればこそでしょうか、この素晴らしいイケメン至上主義ぶりには感服するばかりです。
彼が実在の人物だったら、I.S.S.A.の主催する講演会に講師としてお招きしたいほどです。


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