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勇者ヨシヒコがアツイ!! [ブラウン管(古い)の中のイケメン]

ドラクエ育ちの私たち世代なら分かることですが、
「勇者の条件」とは、なんでしょう?

それはズバリ、お人好しのおせっかい、であることです。

行く先々の村や町で、困っている人がいたら、必ず助ける。
頼まれなくても、勝手に助ける。

そうすることで、物語が進むのです。
というか、そうしないと、物語が進まないのです。


さて昨年、脱力系深夜ドラマとして好評を博した作品に、
『勇者ヨシヒコと魔王の城』というのがありました。

実写ドラマなのに冒険ファンタジーという意味分からなさ、
冒険ファンタジーなのに「低予算」を前面に出すという芸風のチープさ、
チープなのにスクウェア・エニックスを協力企業に引き込むという盤石さ…
ツッコミ所が多い、というよりツッコミ所しかない、という怪作でありました。


このドラマの主人公・ヨシヒコは、
生真面目で、素直で、正義感も使命感も強く、
困っている人を放っておけない、お人好しのおせっかい。
最初に述べた「勇者の条件」を完璧に備えた若者であります。

でも、なぜだろう。
こいつスゲー腹立つ(笑)

第一回では、ちょっとドジっぽいだけで、
ドラ○エらしい、清涼感のあるいい勇者だと思ったんだけど。

真面目なのはいいんだけど空気を読まないし、
素直なのはいいんだけどミエミエの罠にも引っ掛かるし、
必要とあらば、他人の家のタンスを漁ってツボを叩き壊すし、
しょうもないミスで死にかけるし、
妙なところでお色気に弱いし、

ヨシヒコを演じる山田孝之が、
やたら男前なのが余計に腹が立つ(笑)

アホの子発言をするときほど男前なのが腹立つ(笑)

…あれ? でも文章にすると、
ド○クエの歴代主人公と、まったく同じことしてるだけだな…
おかしい。
風刺か?


「一流のB級」「ハイクオリティな低クオリティ」と称するにふさわしい、
キャストが無駄に豪華な、ドラマ風パロディコント(ナン魔くんみたい)。
本日10月12日から、第2章『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』はじまりはじまり~~~!

って、ええぇーーーー?!まさかの続編!
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