ハリポタ 謎のプリンス

突然ですが、


ロンが、イイ!!!!!

「炎のゴブレット」あたりから感じていたコトですが、
ロンが最近、メチャいいです。
ロンというキャラの魅力か、ルパート・グリントという役者の器か、
とにかく、
「主人公の友人役」というだけにとどまらず、
ハリーとハーマイオニーと３人で主役なんだな、と改めて思わされる存在感です。


ハリーに比べるとロンは、どこまでも“普通”ですね。
善人なパパと世話焼きなママ、強烈なアニキたち(笑)にカワイイ妹…
普通の家族に囲まれて普通に育った、普通の男の子という感じですが、
両親を失って育ったハリーや、選民意識(?)の強いドラコを見ていると、
その普通さ、素直さに、救われる気持ちになりますね。
「頼もしい」とさえ思います。

私たち観客だけでなく、ハリー本人もたぶん、そうなのでしょう。

大袈裟に言うと、『ドラゴンボール』の悟空とクリリンみたいな関係かも知れません。
圧倒的なヒーロー性があるけど、戦いのことばかりで決してマトモではない(^^;)悟空に対して、
(比較的には)等身大な、人の好い親友のクリリンがいることで、
バランスが取れる、という。


親友で、学友で、ちょっと悪友(笑)で、戦友。
でも、それ以上に、
根性悪なイトコと育ったハリーにとっては、
ロンこそが“兄弟”なのかも知れません。