第二次「ハゲタカ」ブーム

掲題の件、但し、リネンの「マイブーム」でございます。

そもそも第一次はいつなのよ、と言いますと、
２～３ヶ月前、友人の薦めで、
ドラマ「ハゲタカ」のＤＶＤをイッキ借りした頃でございます。
その後、映画館で劇場版も観ました。
“第二次ブーム”と銘打った現在は、原作本に着手しております。

ここ20年ばかしの、日本の金融とか経済をテーマにしたドラマで、
バブル崩壊して、
外資系だのファンドだのってキーワードが出てきて、
ホリエモンみたいなヤツとか出てきて、
劇場版では、昨年の世界同時不況の瞬間までが描かれます。

で、主人公(の一人)は、外資系投資ファンドの社長・鷲津政彦。
キメ台詞は「腐った日本を買い叩く!!」


…この原作を読んで、
鷲津さん役にあの大森南朋を起用した人は、
キャスティングの天才です!!


パッと見、小柄で地味。
パッと見、人当たりがいい。
でも、冷静で冷徹。
うまく言えないんだけど、なーんかセクシー。
ますますうまく言えないんだけど、なーんかカワイイ!?

(余談ですが、薦めてくれた友人は男性なので、最後２行の感想は分かち合えない気がする)

この謎のセクシーさ、謎の放っとけなさ、
大胆さと繊細さのコラボかな。
抜け目のなさと危なっかしさのコラボかな。
それを、
「メガネをかけたON状態」と「素顔のOFF状態」で、
分かりやすく＆印象的に演じ分けた大森南朋さん、

…He must be ザ☆鷲津!!!!


見ると賢くなった気分になれる、社会派ドラマ「ハゲタカ」、
ちょっと難しいけど面白うございますよ。