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まだまだ! 千代大海 [土俵のイケメン]

大相撲夏場所は、大関・日馬富士(=安馬)が、
優勝決定戦を経て堂々たる初優勝を飾り、閉幕しました。

でも、リネンが注目していた点は、もうひとつ。
カド番大関・千代大海の、勝ち越しの行方でした。
7勝7敗で迎えた千秋楽。
負け越せば、来場所はついに大関陥落。引退の2文字もチラつこうかという事態です。
でも、何とか勝ち越してくれた。リネンは、スッゴイ嬉しかったんです。


ハッキリ言えば、大関たるもの、
8勝したからってファンに喜ばれてる時点で、ふがいないんです。
「もういいから引退しろよ」って言う人も、たしかにいます。

でもリネンは、千代大海と魁皇には、なるべく長く相撲を取って欲しい。
ふがいなくても、みっともなくても、ギリギリでも何でもいいから、
ねばれるとこまで、ねばって欲しい。


たしかにね、
両横綱も、優勝した日馬富士も、鶴竜も稀勢ノ里も、若々しくて強いですよ。
彼らのハツラツ活躍を見れば、ヨボヨボの古参大関は、もう要らないかなっとも思うでしょう。

でもね、
本当に弱い人は、あっという間に、幕内から削除される世界です。
「黒星を重ねる」ということの難しさを考えてみてください。
イケメン力士・寺尾の持つ、「歴代黒星第一位」の記録のシブさを、考えてみてください。

今をときめく若手実力派力士たちが、30代なかばになったとき。
千代大海や魁皇ほど、しつこくねばることができる人が、
果たして何人いるでしょうか?!


千代大海や魁皇が、ギリギリでねばっているということは、
若手がまだ完全に、二人を追い落とすことができないでいる、というコトでもあります。
角界にはまだ、「しぶとい年寄り」の大関が、必要なのです。
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