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国籍不明、職業・符術師 [漫画・アニメのイケメン]

「3×3 EYES」(高田祐三 講談社)を読破しました。
30巻あたりで、ハズラット・ハーン君の出番がいったん激減するのですが、その辺で一度読む気力を失いかけたのは、やはりリネンは彼が好きとゆーコトでしょうか。

主人公の八雲も、けっこう頼りになるしカッコイイのですが、ちょいと献身的すぎるきらいがあります。運命とか宿命とか男女の愛とかで、ヒロインのパイと強く結びついている八雲は、目を覆わんばかりの試練にも耐えて戦い続けますが、その過剰なひたむきさが、見るものの心にズッシリと重い印象を与えることは、否めません。

ハーン君はもうちょっと普通です。
八雲と共に、人智を超えた戦いで何度も死線をくぐっているという点では普通じゃないけど。
ギャグ顔の頻度もけっこう高めで、流血三昧のストーリー展開に疲れた心も、いくぶん癒されるというもの。
葉子さんへの恋心も、痛いほどまっすぐではありますが、八雲ほどの悲愴感はないので、比較的ほほえましく見ていられます。
「仕方ねえな、協力してやるか」というスタンスも、八雲には及ばないけど...という程度の程よい戦闘力も、サブキャラとしての役割をわきまえてると言えましょう。
主人公のライバルであり良き仲間でもある、という点で、「ドラゴンボール」に例えるなら、初期のクリリンや後半のベジータの性質を備えているとも考えられます。いいヤツです、ハーン君。

ちなみに、ヴィジュアル面で単純に一番優れているのは、やっぱ鬼眼王シヴァです。
「ボスは美形」という基本を押さえた、素晴らしい美形悪役です。
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