白より白い白

北海道日本ハムファイターズの新庄剛志選手は、歯がめちゃめちゃキレイです。
野球選手は、バッティングで力を込めるのに歯を食いしばるので、噛み合わせがいいほうが有利だそうです。そのために歯列矯正をしたりもするらしい。
でも新庄の歯は、明らかに野球用の範疇を超えて、整っています。
つうか白い。白という色にも濃い薄いがあったのか...というくらい白い。普通の白より白い白、というのは珍しいですよね。

野球選手は体が資本ですから、当然みんなトレーニングをしています。
たゆまぬ努力が、野球をするのにバランスのいい筋肉を育てるのです。
でも新庄の筋肉は、明らかに野球用の範疇を超えて、鍛えられています。
どう考えても、見せるための筋肉です。
ボディビルで作った観賞用の筋肉は、硬くてスポーツには向かないと聞いたことがあります。
が、新庄の筋肉は、鑑賞にも堪えうる上にしなやかでよく動くそうで、実際、彼の守備は球界随一とも言われます。
さすがとゆーかなんとゆーか、何だか広い意味でスゴイ。
だいたい、あんなに露骨にカッコつけマン(死語?)なのに、厭味が全くないのは何故?

やっぱり、「お客さんが喜ぶなら、オレはやるぜーーーー!」という、分かりやすくて明快な姿勢でしょうか。カッコつけ方に、ひねくれた所やスカシた態度がないから、ファンも本人もおおいに楽しめるのです。
その上で、(当然と言やぁ当然ですが、)野球に対してスッゴイ真摯だし、実力もガッツリ。
目立つだけ目立って、試合に負けたらサイテイだよなぁ...というプレッシャーと戦いつつ。
内心ではちょっとテレてます、というカワイイ表情も見せつつ。
大観衆の前で、正面きって、威風堂々とカッコつける新庄は、ファンとしては見ていて爽快なのです。
カッコつけるのに相当のエネルギーを割いて、それでもなおファインプレーを連発できる新庄は、見ていて痛快なのです。

体つきもカッコイイし、プレーも一級。パフォーマンスも堂に入っている。
でも新庄のカッコよさは、野球選手としてのではなく、やはり一人の人物としてのカッコよさ。いわば「新庄が新庄であることのカッコよさ」ですよね。
今年も、パ・リーグに大注目!!