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イケメンはチョコより甘く [リネンの理念]

街は早くも、バレンタインモードに突入です。スタバもソニプラも京王ストアでさえ、ハートのポップが出ています。
しかし、リネンの友人Sはバレンタイン制度に反対とのこと。曰く、
「他のことは何でも男が優先の社会なのに、なんで菓子みつぐ時だけ女が先にやってあげなきゃいけないの?!」

一理あります。
それでも、1985年の男女雇用機会均等法制定以来、職場だけでなく家庭や地域社会などあらゆる場面で性差別をなくそうと努力を重ねてきたこの20余年。
まだまだ課題を残しつつもそれなりの成果を出してきた...と思いきや、まさかこんな問題が未だ手付かずでいたとは、遺憾の極みではありませんか。
バレンタインデーにおける性のボーダーを廃し、男性からも女性にチョコレートを贈ることのできる環境をつくることを、I.S.S.A.は提案します。

こういった環境がこれまでにつくられてこなかったのは、大変に失礼ながら、チョコレート業界の怠慢であると申し上げざるを得ません。
虚礼廃止の風潮に乗って義理チョコの需要が年々落ち込み、各社は対応を迫られているはずです。
「ホンモノ志向が高まっているので、高級感を売りにして客単価アップを図る」などと、ちまちまやっている場合ではありません。
熟年層を狙って「若い女性というより、奥様から旦那様へ、というコンセプトで」というのも悪くありませんが、もっと効果的なことがあります。
バレンタイン商戦に男性客を取り込むことができれば、市場は2倍になるのです!!

幸い、クールビズによる仕事着改革やちょい不良オヤジの流行のお陰で、最近のおじさまは既成概念を破ることに以前ほど抵抗はなさそうです。
2月も半ばのある夕方、こじゃれた小箱片手にいそいそとキッチンにやってくる団塊世代の男性。
妻「あらあなた、おかえりなさい。どうしたの?」
夫「いやぁ大したモンじゃないんだけど、お前に渡すものがあるんだよ」
妻「チョコレート? 私に? どういうこと?!」
夫「なんだ、遅れてるなぁ。近頃の若いヤツは、男も女にチョコをあげるんだよ」
妻「まぁ」
夫「苦労もかけたが、お陰でどうやら無事に来年の定年を迎えられそうだ。感謝してる」
妻「あなた...」

最高。
妻夫木聡でもジローラモでも琴欧州でも起用して、「男だって、バレンタイン!!」と盛大に広告をうつべきです。
ゴディバさんメリーさんレオニダスさん、早急にご一考を。


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