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フェルナンデスは役者だ!!~男子フィギュア褒め倒し週間・第5夜~ [銀盤のイケメン]

スペインのハビエル・フェルナンデスという選手に、注目です。
入賞とかはしてないので、テレビ放送ではカットされたりしてたかも知れません。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」をやった人、でお分かりになる方も多いでしょうか。

それはもはや“コスプレ”だろう、という分かりやすい衣装に、
コミカルなヨッパライ風振り付けのステップ。
「あっ、ジャック・スパロウだ!」と分かる、訴求力のあるプログラムで、
観客みんなを笑顔にしました。

しかし、単なるウケ狙いと思うなかれ。
よくよく見れば、なめらかで自然で、高い基礎力を窺わせます。
下半身は低く低く、上半身は伸ばす伸ばすのスケートです。
ちなみに、もちろん4回転ジャンプも持ってるようですが、今回は転倒してました。

驚くべきは、これで18歳だということ!!
この若さで、「キャンデロロの三銃士を思い出すねー」と言わしめたハビエル君、
4年後が楽しみな選手です。
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小塚くん、サラブレッドでハイブリッド~男子フィギュア褒め倒し週間・第4夜~ [銀盤のイケメン]

「プルシェンコがいてくれてよかった」と思う理由が、もうひとつありました。
小塚崇彦くんのテンションが(おそらく)上がった、ということです!!
小塚くんは、プルシェンコをすごく尊敬しているんだそうです。
オリンピック前にロシアであった試合で、一緒に表彰台に上がったとき、
「わ~プルシェンコ選手だ、本物だぁ」とでも言うような顔をしていたのが、印象的でした。

小塚くんの持ち味は、その正確なスケーティングです。
「ジャンプの織田」「ステップの高橋」と比べると、なんか地味な気もしますが、
スケーティング上手な選手というのは、足で蹴って進んでいるようには見えず、
スケート靴がひとりでに滑ってくれてるかのような自然さが出ます。
小塚くんと、カナダのチャン選手あたりが、一流だと言われています。

加えて、バンクーバーの観客が総立ちで拍手を送ったのが、小塚くんのスピンです。
シットスピンの姿勢が低い! 軸がコンパスみたいにブレない! 高速スピンがマジで高速!!
スピンで小塚くんより拍手がもらえるのは、ランビエールくらいでしょう。
リネンは、小塚くんがランビエールの後継者になれるとさえ思っています。
スピン皇太子です。

しかもしかも今回、自身初の4回転を成功させました!
4回転ジャンパーに名を連ねたと同時に、
「よりによって五輪の大舞台で・・・たいしたタマだ」という評価も得ました(リネンの評価)。



チャンのようなスケーティング技術、
ランビエールのような優雅さとスピン、
この上プルシェンコのような積極性とジャンプ力が、小塚くんの身についたとしたら・・・

次は、メダルだね!!
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フィギュア閑話休題 [銀盤のイケメン]

当方はあくまで、“イケメン”至上主義アソシエーションなのですが、
どうしても書かずにいられません。ご了承ください。


今回の五輪、
浅田真央ちゃんとキム・ヨナちゃんの二人が、誰よりオットコ前
だと思ったのは、リネンだけでしょうか?!
そうライサより! プルさんより! もちろん大ちゃんよりっ!!
なみいる男子選手が全員、草食系男子に見えてくる勢いです。

あれほどの大舞台で、眉ひとつ動かさず、転倒ひとつしないヨナちゃんの精神力!
対する真央ちゃんの気迫の表情! 往年の横綱・貴乃花もかくや!

点数的に大差がついたのは、ひとえに採点システムによるものです。
二人が、対等なライバルであることは誰の目にも明らかだし、なにより本人たちがいちばん感じているでしょう。
真央ちゃんとヨナちゃんを見ていると、
「実力伯仲」「真っ向勝負」「がっぷり四つ」「好敵手と書いて“とも”」・・・などなど、
男前なフレーズばかりが思い浮かぶのです。


競技直後のインタビューで悔し涙を流す真央ちゃんを見て、
実況をしていたNHKの刈屋アナウンサーが言ってました。
こういうとき、「精一杯やったから」とか「楽しめたから」とかコメントする人は多いけど、
「負けた!」「悔しい!」と認めるのは、すごく勇気のいることだと思う、と。
真央ちゃんは偉い、アスリートとして立派だ、という主旨のことを言ってました。

さすが、歴戦の実況アナ。選手への愛にあふれております。
リネンは思いました。
この二人は、もはや悟空とベジータであると!!
まぁ、どっちがどっちというコトもないのですが。
二人とも、悟空のように“努力する天才”だし、ベジータのように誇り高く自分に厳しいです。
そうだなー、強いて言うなら現段階では、
悔し涙を見せた真央ちゃんの方が、「自分への怒りで超サイヤ人に目覚めたベジータ」に近いかな?
(※リネンは生粋のベジータ派)
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プルシェンコがいてくれてよかった~男子フィギュア褒め倒し週間・第3夜~ [銀盤のイケメン]

ただでさえ、ジャンプの評価が低いと言われる現行の採点基準。
「4回転サイボーグ」のジュベールがあれだけコケた以上、
他の選手は全員、高難度のジャンプを回避して、安全策に走ってもおかしくありませんでした。
・・・プルシェンコが、いなければ。
ジュベールが消えても、まだプルシェンコがいる。無難な演技では、プルシェンコには勝てない。
結果的に、プルシェンコの存在そのものが、大会をキリッと引き締めたと思います。

また、ジャンプ論争という観点からも、彼の存在は貴重です。
4回転推進派の急先鋒は、本来ならやはりジュベールですが、
残念ながら、今は何を言っても説得力がありません。16位の立場ですから。
その点プルシェンコは、ここ3大会で金1銀2という実績といい、
妙なカリスマ性といい、ひょーきん&皮肉屋な元来のキャラといい(笑)、
我々シロウトも、ISUとかのクロウトも、とりあえず耳を傾けますよね。
反論するか賛成するかは別にして。

そして、もうひとつ。これがいちばん重要なのですが、
フリーの「タンゴ・アモーレ」が、
すっごいエロくてカッコよかったッッ!!
ホント、プルさんが五輪に出てくれてよかったです。
リネンの感傷的な主観 I.S.S.A.独自の採点基準では、
5コンポーネンツ(表現面)のひとつに「エロ」の項目が在ります。
今大会では、プルシェンコの「タンゴ・アモーレ」(FS)と、高橋大輔の「eye」(SP)が、
この「エロ」において最高得点を叩き出しました。

本当の引退をする前に、いろんなものを若手に見せてくれる、プルさんでございます。
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ジュベール You'll be back~男子フィギュア褒め倒し週間・第2夜~ [銀盤のイケメン]

フランスの、ブライアン・ジュベール。

(リネンがひいきにする)バトルやランビエールのような、優雅系のスケーターに対し、
(リネンから見ると)ジャンプだけを武器にした力押しのスケートで表彰台をかっさらう、
(リネン的には)“イヤなヤツ”。

その後、4回転ジャンプにかけるジュベールの熱意とプライドに触れ、
「敵ながらあっぱれ」という心境で、一種のファンとなったリネン(笑)

金メダル争いの中心となって、さぞかし熾烈で華麗な闘いを繰り広げてくれるものと、
期待していたのに・・・ リネンだけでなく世界中のフィギュアファンが、期待していたのに。


4回転ジャンプにおいて、サイボーグ並みの成功率を誇ったジュベールが、
まさかのミスを、それも連発して、ショートプログラム18位。
誰もが、目を疑いました。
大番狂わせにもほどがある、と。

翌々日、フリーでも精彩を欠きジャンプもミスして、結局16位。
キス&クライで、力なく笑ったジュベールの顔が、妙に印象的でした。
そんな顔、見たことなかったのに。
自信ありげで不敵なのがジュベールだ、と思っていたのに。



最初、最強の敵キャラとして登場し(しかもイケメン)、
その後のストーリー展開で、ふと弱みを見せる。

・・・こーゆーのに弱い女性がいかに多いかは、説明を要しますまい。
考えようによっては、カンペキです! ジュベール、ここまでカンペキの展開!
あとは、復活するだけ。
以前より強くなったジュベールが、再び表彰台に帰ってくるのを、待っています。

男は黙って、4回転!!
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