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草食系とは何ぞや! [リネンの理念]

少し前ですが、こんな事件があったそうで。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100901-OYT1T00021.htm
カップルがケンカになり、怒り狂った女性が、
男性に「全裸で自転車のあとをついてこい!」と命令して駅前を歩かせ、
ふたりして公然わいせつで御用。

それはいいんですが(いや、よくない)
捜査関係者の話として、次のような発言で締めくくっています。
曰く「草食系男子が増えているというが、ここまでいいなりになるのは・・・」

…。

……。


ちが~~~~~~~~~う!!
(マモー様の声で)


つねづね思っていました。
“草食系男子”という言葉は、間違って使われることが、往々にしてあります。
つまり「草食系男子=弱い男」と。
ちがうっ!!
本来の草食系男子は、弱くもなければ情けなくもないはずです。
じゃ何か?!
アフリカの大地を駆けるガゼルは、情けないのか!
悠然と草をはむオグロヌーは、弱いのか!

草食獣を、「肉食獣に捕食されるだけの、弱い存在」ととらえるのは、間違いです。
草食獣には草食獣の、強さと美しさがあります。
草食系男子には草食系男子の、強さと美しさがあるのです。

「逃げる獲物(この場合たぶん女性)を、追いかけてまで捕らえて喰う」
そういう肉食的なありかたを、あえて、選ばない。
それは本当に弱いことでしょうか。

「男なら当然、富とか名声とか女性とかを追い求めるはずだ」
そんな旧来の価値観を、さらりと無視してわが道を行く。
それは本当に情けないことでしょうか。


逆に言えば、
ただ弱いだけの男には“草食系男子”の称号を与えたくない、
ということでもあります。

ガツガツしない。ギラギラしない。
かといって、セコセコもペコペコもしない。
世間でいう成功とか勝ち組とかには、あまりこだわらない。
ちょっぴり浮世離れしていて、堂々と柔和な男性にこそ、
栄えある“草食系男子”の称号が、ふさわしいと思います。



…アグレッシブな肉食系男子も、それはそれで勿論。
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