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フランコ祭 第1夜 ~ハリーは悪くない!(前編)~ [銀幕(これまた古い)のイケメン]

最近、ジェームズ・フランコという俳優さんに、ハマりました。
そこで『第1回フランコ祭』と銘打って、彼の出演作品を語らせて頂きたいと存じます。

まずは、一番たくさんの人が見たであろう、彼の演技。
それは『スパイダーマン』シリーズの、ハリー・オズボーン役です。
主人公の友人で、ヒロインの元カレで、お金持ちの家の息子という役どころです。
イヤなヤツっぽいですね(笑)

しかし、故あって、
最初から、J・フランコをひいき目に見ていたリネンは、
そんなハリーが、可愛くて可愛くてしかたないのです。

結論から言うと、ハリーは、親の愛に飢えてるっぽいです。

まず、お母さんは映画に登場しないです。
お父さんはと言うと、一見、息子のハリーを自慢に思い、大切にしてるように見えます。
でもね。そこが問題なんですよ。

セリフでハッキリと出てくるわけじゃないのですが、
ハリーは心の底で、父親に怯えているようなフシがあるのです。
“自慢の息子”であり続けなければいけないと、
“自慢の息子”じゃなくなれば、父親に愛してもらえなくなると、
父親を強く慕う一方で、恐れているようなんです。

さてそんな、強い父権を誇るハリーパパ。
ひょんなこと(?)からダークサイドに堕ち、悪鬼グリーン・ゴブリンと化して、
スパイダーマンと戦い、命を落とします。

しかも、その時点でハリーと付き合っていたヒロインのM・Jは、
あれやこれやで、スパイダーマンになびきつつあります。
つまり、ハリー側から見れば、

「なんだかよく分からないうちに、主人公が、恋敵&親の仇になっていた」

のです!
挙げ句、その“主人公”が、自分の親友ピートであるという事実に、
パート2でハリーは気付きます。


優しいハリーが、ダークサイドに堕ちるまで、カウントダウン開始。
後半につづく。
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