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長江七號~ミラクル7号~ [銀幕(これまた古い)のイケメン]

周星馳(チャウ・シンチー)の監督・主演映画「ミラクル7号」を見ました。
前作「カンフーハッスル」から4年、広東語の習得を志していたはずのリネンですが、
3単語くらい、聞き取ることに成功しました・・・(T_T)うぅ。自分の弱さを思い知る。

「少林サッカー」以前の作品もいろいろ見ているリネンですが、
周星馳が父親の役を演じているのは、初めて見ました。
まるでホンモノの親子みたいで、本当に仲良さそうにふざけあっているのを見て、
なんだか、きゅ~んとしちゃいました。

周星馳と言えば、香港一の喜劇役者です。
そして、本物の喜劇役者というものは、泣きの演技に長けているものだと、
以前、当アソシエーションでも触れました。
まして新作「ミラクル7号」は、一応コメディでありながら、
親子の絆を題材に、完全に観客を泣かせにかかっている作品です。
(実際リネン、連れと二人してふつーに泣いちゃった)

そう考えると、「ホンモノの親子みたい」と思わせたのは、
強さとか、優しさとか、愛情とかではなく、
「父親だからこその弱さ」を演じた点ではないか、と思うのです。

父親だから、怒鳴る。
父親だから、ムキになる。
父親だから、叩く。
それで、後悔する・・・

そりゃ、きゅ~んともするよね。
親子の絆がテーマだ、ということになっていますが、それ以上に、
登場人物が全員、ちょっとずつダメで、
登場人物が全員、ちょっとずつ優しい、
そんなところが印象に残る、いい作品だと思いました。


ところで最近の子役というのは、本当にレベルが高うございますな。
いじめっ子役の演技に感動しました、私は。
幼いながら、「少林サッカー」の悪徳監督より、ド悪党の貫禄を誇ってるんですもの。
ホントだよ!!
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