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ぼくは こどくで うそつき [銀幕(これまた古い)のイケメン]

タイトルは、映画『DEATH NOTE 前編』の挿入歌です。
スガシカオの声でつぶやくようにこう歌われると、劇中の主人公・夜神月がひどく可哀想に思えてきて、切なくなります。

さて、I.S.S.A.構成員Kと一緒に、『DEATH NOTE 後編』を観に行きました。
主演の藤原竜也について、「正気と狂気のあいだを演じられる俳優」という表現は、前編の時に使ってしまったので、今回は別の言葉で感想を述べなくては...

リネンは、ライトが「勝った...!」と思って必死に笑いをこらえているときの顔が、怖いと思いました。
真顔を取り繕っているという場面なので、演技的には抑えめの表情ながら、にじみ出る残虐性と自己陶酔感。照明などの効果もあるとは言え、実写であの画ヅラを表現できるとはさすがと申し上げるべきでしょう。

Kは、ライトが物語の終盤で、半狂乱になっているときの顔すら美しいと言いました。
完全に狂気を露呈してさえ、彼のビジュアルは一定以上のクオリティを保っている。それは、やみくもに目をむき口をゆがめて大袈裟な表情を作ることなしに、人の狂気や断末魔を演じることができると言う、藤原竜也の俳優としての力量なのかも知れません。

結論:藤原竜也は、美しさの中の狂気と、狂気の中の美しさを、演じることができる!


ま... それはそれとして、この映画のイチバンのイケメンは、やはり夜神パパではないでしょうか?
「確かに法は完全ではない、法を作った人間が完全ではないからだ。しかし...」
というラスト近くのキメ台詞。人の上に立つ者はやっぱ違うゼ!! と思わせる、器のでっかいキャラクターです。


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