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I.S.S.A.構成員対応法 [リネンの理念]

先週、山本耕史氏の出演するTV番組を観ていたところ、視聴者からのFAXが紹介されていました。

“私がTVの山本さんにキャーキャー言っていると、父が決まって不機嫌になります。
どうも「自分のほうがカッコイイ」と思っているらしいことは想像できているのですが、無視しています。
父にも負けず応援するので、頑張ってください!! 父と戦う女子中学生より”

日に日に成長する年頃の娘さんをお持ちのお父さんとして、複雑な心境であることはお察しします。
しかし敢えて申し上げますと、イケメンに嬌声をあげる女性に向かって水を差すような言動をとるのは、当アソシエーションとしては断じておすすめできません。

例えば、リネンの存じている某夫婦。
妻がドラマを見ていると、夫が「竹野内もほんとは性格悪いかもよ~」「ドラマだから、カッコいいように撮ってんだよ~」とかチャチャを入れ、間髪入れずメデューサ並みの眼力で睨まれる。
そのようなことを何回か反復した結果、夫は持ち前の学習能力を発揮し、以後傍にいても黙って静観するようになったそうです。
当然、娘に対しても同じ姿勢で臨んでいるようですが、英断です。
そりゃあそうです。イケメンが原因で親子関係にヒビが入るなど、決してあってはならないことです。イケメンは、そのようなことのために存在しているのではありません。

女性がテレビやスポーツ、時にフィクションのイケメンに熱をあげるのは、身近にいる男性に不満があるからでは決してありません。
I.S.S.A.構成員にとって、イケメンとは、「好き」への導入なのです。イケメンを好きになることは、ひいてはこの美しい世界そのものを好きになることに繋がるのです。
山本耕史がキッカケで、ミュージカルを好きになったり。
ヨン様がキッカケで、韓国を好きになったり。
川﨑宗則がキッカケで、野球を好きになったり。
フェルゼン伯がキッカケで、フランス史を好きになったり。

女性の心は水鏡であり、イケメンは一滴の雫です。
全体からすれば小さな一滴かも知れませんが、イケメンのもたらす効果は落下点だけにとどまらず、周囲を波紋で満たします。
本来イケメンとは関係のなさそうな分野にまで、波及効果で興味が湧き、結果いろいろなものに心揺り動かされ、喜びを感じることができるようになります。
こういった豊かな心のありようが、女性を内面から輝かせることは言うに及びません。
それは、結局は男性にとっても、歓迎すべきことであるはずです。

女性がひとたびイケメンに目を奪われたら、その人はもうI.S.S.A.構成員です。
そんなI.S.S.A.構成員を見かけたら、「あぁ、この人は今なにかを好きになり始めているな」と思って見ていて頂ければ、当アソシエーションとしても幸甚の至りです。


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