岡田、大内、西川と言えば・・・

分かる方にしか分からない。演劇集団キャラメルボックスの俳優さんです。有名ドコロは上川隆也。
何を隠そう、リネンは中高と演劇部だったので、青春時代は、この西川浩幸という役者さんに憧れて過ごしました。他のみんなはSMAPとかミスチルとかにキャーキャー言ってんのに、演劇部の部室では、西川だ上川だ近江谷だと、マニアックすぎるイケメン談義が狂い咲いていました。
さて、そんな青春の思い出満載の、新宿シアターアプルに、昨日行って参りました。芝居なのに、珍しい60分2本立てです。

岡田達也。「ミス・ダンデライオン」で、主人公の初恋のお兄さんを演じています。 一緒に観劇した、I.S.S.A.構成員M女史がご執心です。
ファンの間では「エロキャラ」「下ネタ好き」「頭ん中がピンク」と、高い評価を受けており、舞台上での誠実で爽やかな演技とのギャップに、「ソツのねー奴、ふふ」との感想を禁じえません。けっこうスラッとした体躯で、舞台栄えグッドな方です。

大内厚雄。「あした　あなた　あいたい」の主役をはります。久しぶりにお姿を拝見して思ったのは、この人こんなにイイ声してたんだっっっ!!...ということです。
映画やドラマならともかく、マイクなしの舞台で「落ち着いた、渋い、イイ声」で話すのは、ひょっとしてスゴイことなんじゃなからうか。切れ長の眼差しもクールな役者さんです。

西川浩幸。劇団の大御所、大ベテランです。まだ普通に舞台に出ていたんだ、ということに、14年来のファンとしては、安心しましたホントウに。
オーバー四十路とは思えない仔犬のような目も、「同じ振り付けなのにみんなとなんか違う」コンパクトサイズな手脚も、健在。
それでいて、以前のガムシャラ感の代わりに、存在自体が舞台全体を支えるような、安定感を獲得したような感じです。彼が出てると、なんか安心するんですね。...いつお得意(?)のダジャレが出てしまうのか、という点だけは、気を抜けないのですが...

というわけで、キャラメルボックスの「ネタバレブログ」なるものを、「読んでいるブログ」の欄に入れてみました。
公演をまだ見てない人は入室禁止っ!　だそうなのですが、舞台袖での貴重な画像など、役者さんたちの写真が満載なもんですから、あえてオススメいたします。