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氷上の貴公子たち、再び [銀盤のイケメン]

14日の日曜にテレビ東京で放送された、フィギュアスケートのジャパンオープン。日本・欧州・北米大陸の3チームが、各4選手で総合得点を競うという大会です。
ソルトレイク五輪の王者・ロシアのヤグディンや、日本の若きエース高橋大輔、I.S.S.A.でも激しく取り上げたカナダのバトルなど、ゴージャスな選手がさいたまに大集結しました。女王・荒川静香のエキシビ付きです。

今大会では、チームヨーロッパのメンバーとして参加していたステファン・ランビエール(スイス)の演技に、一番目を奪われました。
トリノ五輪の時には、金メダルのプルシェンコや銅メダルのバトルを多めに取り上げましたが、ランビエールはあのとき銀メダリストでした。彼もまた、氷上の貴公子を名乗るに相応しい容姿を持っています。ちょっとトム・クルーズっぽい感じの、落ち着いた雰囲気のイケメンです。

プルシェンコのスケートは、金髪碧眼で王子様的なイメージとはうらはらに、力強くて激しくて、時に荒々しくさえあります。漫画に描くとしたら、効果音に「シュッ!!」という文字を添えたい感じです。
それに対してランビエールは、男性的でありながら柔和で優雅。「スゥッ…」という文字付きのスパイラルや、「フッ…」というジャンプが持ち味です。
どちらが上とは決めがたい、それぞれの芸風を持ったこのふたりが、ヨーロッパのそして世界のフィギュアを牽引する、現在の2トップなのです。

しかもランビエールは、今年で21才。
世代交代の早いフィギュア界にあっても、4年後のバンクーバー五輪にもっとも成熟した時期を迎える可能性が高いと言えましょう。
つまり、大ちゃんの最大の目標ね。


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