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つかれてなくても読む海外旅日記 [本のイケメン もしくはイケメンの本]

アパレルのお店なんかで、
店員さんから声をかけられる。
そういうことがあると聞いてはいましたが...

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本屋さんでかけられた。初めて。
地元商店街の顔見知りの本屋さん...とかでもなんでもなくて、
普通に駅ビルの有◯堂で。
なんだろ。嬉しいもんですね。

さあ、そんな気さくな◯隣堂の店員さんもオススメ!
コロナで鬱々と溜まった海外旅行行きたい欲求を、
和らげる(あるいは煽り立てる)良書がこちら!

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五箇野人
『つかれたときに読む海外旅日記』
『続・つかれたときに読む海外旅日記』


旅先で出会ったクセ強な人々との交流を描くコミックエッセイです。
こうして文字で書くとありふれた感じもしますが、
クセ強な人々への、作者さんのツッコミが、
リスペクトが、眼差しが、
なんかもう絶妙に心地いいんですよね~。

さすが外国、日本の常識は通用しないぜ!という感覚と、
外国でも日本でも人間って同じなんだなぁという感覚、
両方を味わえるのです。

前にNHKでやってた「世界入りにくい居酒屋」に少し近いかも。
基本的に爆笑もしくは失笑、
ツッコミどころ満載の紳士たちオンパレード、
でも最後はなぜか世界平和を願う気分になっている...というような感じ。


ひとつ言っておきたいのは、
わざわざ甚平と忍ハチマキで外国を旅行する、
作者さんこそ大概クセ強なんだぜ。


つまり、
「ほぅら、面白アジア人だぞ!」
「地元民よ、どうぞカラんでくれたまえ!」
というスタンス丸出し状態で旅してるわけですよね。
ほんとうに人が好きなんだろうなぁ。

このコミュ力の強さ、
面白ハプニングどんと来い!という逞しさ。
コロナ関係なく、リネンにはこういう旅行はきっとできない。
リネンには見れないもの、リネンでは会えない人を垣間見せてくれる、
本書の尊さよ...

一方で、
次に旅行するときは、もう少しだけ人と話してみようか、
もう少しだけ勇気を出してみようか、
そんな風にも思えてきます。


もしかして、
有隣◯の店員さんもそんな気分で、
リネンに話しかけてくれたのかな?


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