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業平さまに出会っておっさんに萌える [漫画・アニメのイケメン]

『応天の門』の業平さまがカッコイイので、今日はその話をいたしますね。

narihira

ここ数年、マンガ好きの間に確固たる人気を博した本作は、
平安時代を舞台にしたクライムサスペンス調の物語であります。
ところで、リネンの本棚にある中で平安もののマンガと言いますと、
『あさきゆめみし』に『ざ・ちぇんじ!』。
いずれもゴリゴリの少女漫画です。
それはもう夢のように美しいイケメンばかりが次から次へと出て参りますが、
『応天の門』の業平さまのようなタイプは、ちょっと見かけないのであります。

一言で言えば、「セクシーなおじさま」。

幕間に掲載されている平安時代の豆知識コーナーによれば、
当時の男性にとって、烏帽子をはずしたところを見られるのは、
お○○○○を見られるのと同じくらい恥ずかしいことだったとか。
第一話の初登場ページにして、その「あられもないお姿」を披露なさるセクシーガイ、
それが、本作の業平さまであります!

しかも、オッサンなのが良い。
少女漫画とは違う、青年誌の画風であの年齢の人物を描くとなると、
一歩間違えば単なるオヤジ臭い中年(しかも女好き)になってしまいそうなのですが、
業平さまは、ちゃんと美しい。男臭くも美しい。
オッサンなのに・・・いやオッサンだからこそ!という、オトナの色香でございます。

地アタマはいいのに、ちょっと抜けたところがあるのも実によろしい。
世渡りについては熟知しているけど、学問はイマイチ。
恋の歌は詠めるけど、漢文の知識は微妙。
基本的に抜け目ないんだけど、女性のこととなると隙ができる。
・・・カワイイ。

もう一人の主人公、学力抜群だけど青二才な菅原道真と、キレイに対比しているのですね。
しかも、多少わざと、そーゆーキャラの自分を楽しんでいるようなフシもあるのです。
オトナの余裕でございます。

挙げ句、こんなキャラなのに!
ある哀しみを引きずっているところが!
陰のあるところが!
よい! まことよきかなーーー!!(源融さまっぽい口調で)

そらモテるわ。
まったく、まるでイタリア映画のような公達です。

実写化するとしたらどの俳優さんかなぁ、と考えてはみるのですが、
今のところ、ジョージ・クルーニーしか思いつかないのでありました。


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