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メンフィス見た [イケメン・オン・ザ・ステージ]

『メンフィス』を見に行ったらすごく楽しかったので、
主演の山本耕史くんが、いかにカッコ良かったをお話ししますね。
車椅子に乗った薄幸の少年?
新撰組の鬼の副長?
それもいいけど、歌って踊る山本耕史を見なくっちゃ!


『メンフィス』というミュージカルを一言で表すと、
「『ヘアスプレー』の、もっと大人っぽい版」でしょうか。
いまだ黒人差別バリバリなアメリカの街に、
音楽が風穴を開けてゆく・・・音楽が白と黒を繋いでゆく・・・
というストーリーですが、
高校生というハイテンションな生き物が主人公だった『ヘアスプレー』に対して、
『メンフィス』は実在のDJがモデルということで、
人生の機微的なスパイスが効いた仕上がりになっております。


主人公ヒューイ・カルフーンという人物を一言で表すと、
ズバリ「歩く放送事故」!(笑)
白人用ラジオで黒人音楽を流す、それを放送事故と呼んだ時代があったのか・・・という話なのですが、
たぶんそれを抜きにしても、この人歩く放送事故!

そのお調子者パワーで、人種の壁にガッコンガッコン蹴りを入れる姿は(しかも白人サイドから)、
まさに痛快の一言です。
そうだそうだ! 白人だけどブラックミュージック好きで何が悪い!
DJが良いと思った音楽を、ラジオに乗っけて何が悪い!

口がうまくて、飄々としていて、いつも自信満々。
学はないけど、夢があって、誰にも邪魔はさせないと熱っぽく語ってくれる。
こんなもん完全に殺しにきてんじゃんッッ!!ヒューイ・カルフーン!!


そんなヒューイを演じる山本耕史くんを一言で表すと、
・・・やっぱり、「ミュージカル俳優」ということになりましょうか。

テレビドラマとか、映画とか、声優とか、
俳優のお仕事には色々あって、どれが格上とか格下とかはないのだそうですが、
久々に耕史くんの歌を聞いて、リネンは思ってしまったのです。
この先、歌わない山本耕史では物足りなく感じてしまうかも知れない、と。

そこらのなんちゃってミュージシャンの歌ではもう満足できない、とも。

「渋くてダンディ」とはお世辞にも言えない、ちょっと子供っぽいような優男ヴォイスで、
それでいてエネルギーに溢れていて、
もうピッタリ! ヒューイの役にピッタリだよ!
後ろのほーの安い席からでも感じる、彼の存在感と言ったら!

それに、舞台に映える長い手足と、キレッキレのダンス。
情熱的で色気があって茶目っ気もあって、
あの身体能力を見たら、「もったいない」って思いますよ。
映像作品ばかり出て、バストアップでセリフ言ってるだけなんてもったいない、
やっぱ耕史くんはミュージカルで見なきゃ!って思いますよ!


うん、まあ見るけどね。
普通の映画でも舞台でも、耕史くんが出るなら見るけどさ。

個人的なことを言えば(個人的じゃないことなんて書いたことないけど)、
山本耕史くんはリネンより3つ年上でして、
「年取るの嫌だなあ」って気分のときも、耕史くんを見れば怖くなくなるといいますか、

リネンが27歳で耕史くんが30歳のときも、
リネンが32歳で耕史くんが35歳のときも、

「まあいっか、耕史くんだって△△歳やってるんだから悪くない」って。
年上のイケメン俳優ってんなら他にもいるハズなのに、何ででしょうね。
我が心のパイセン(先輩)。頼りにしてます、勝手に。

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