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熱いランビエール [銀盤のイケメン]

ネット開通したら、世界フィギュアについての記事を書こうと思って、ビデオまで録ってたのに・・・
案の定、引越しのドサクサでビデオどっか行きましたっ!!
(アホーーーーーーーーっ!!!)
でも、忘れもしません。リネンがあの時書きたかったのは、他でもない、スイスのステファン・ランビエール選手のことです。
トリノ五輪の王者・プルシェンコ(ロシア)がプロ転向した今、世界の男子フィギュアを牽引するのは誰か。
あの時注目されていたのは、ランビエールでもバトルでもありませんでした。
フランスの新鋭、ブライアン・ジュベール選手です。

ジュベール選手の持ち味は、「ひとつのプログラムで2度の4回転ジャンプをキメてくる」という、パワースケートです。
いわゆる新採点方式になってから、フィギュア界は、成功率の低い高難度ジャンプにむやみに挑むより、安定した情感的な演技を目指そうというトレンドにありました。
しかしジュベール選手の登場で、人々は再び、華やかなジャンプに期待を寄せるようになったのです。
ランビエール贔屓のリネンは思いました。これでは、落ち着いた優雅さが持ち味のランビエールにとっては、逆風になるじゃないの・・・

ところがです。世界フィギュアにランビエールが用意したプログラムは、野性的で情熱的なフラメンコでした。
今までの、どこか優等生的な雰囲気とはちょっと違う、ちょいエロなオールバックに赤と黒の衣装。
手を打ち鳴らし、足元にダイヤモンドダストを巻き上げて刻む情熱のステップは、我らが高橋大輔の立つ瀬がなくなるほどです。
観客の大歓声に、握り締めた拳と雄叫びで応えるランビエールを見て、リネンは自分の間違いを悟りました。
この人の武器は、繊細で優雅なスピンだけではない。彼の持ち味は、ひとつではなかったのだ、と!

ちなみに結果は、
1位:ブライアン・ジュベール
2位:高橋大輔(きゃっほぅ!)
3位:ステファン・ランビエール
確かに銅メダルに甘んじてはいますが、ランビエールはまだまだ表彰台を降りる選手ではありません。
トリノでは格下だった若い選手がこれから猛追を始めても、ランビエールだって加速を続けているのです。
なぜなら彼にだって、まだ獲りたいメダルが残っている。バンクーバー五輪では、男子フィギュアが混戦必至です!!


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